活動レポート詳細
【イベントレポート】ねぇ結局 岡山のオフィス、コワーキングどこがいいの? ~各拠点の担当者が徹底討論~
2026年10月8日(木)、ももスタにてイベント「ねぇ結局 岡山のオフィス、コワーキングどこがいいの?」が開催されました!
働く場所を探している。一緒に挑戦できる仲間が欲しい。でも、岡山にはどんな拠点があって、それぞれ何が違うのかがよくわからない。そんな方に向けて企画された一夜です。
本イベントでは、岡山のコワーキングスペースや支援拠点の担当者が一堂に会してピッチを行い、最後は参加者の皆さんに「どこが一番か」をジャッジしてもらいます。
当日は40名近い方にお集まりいただき、会場は多くの方でにぎわいました。
盛りだくさんの2時間を、順を追ってレポートします。

コワーキング・オフィスピッチ
前半は、各拠点の担当者によるピッチから。MCの山田さんが質問を挟みながら、各拠点の素顔に迫りました。

■ うのベース(玉野市) 東本隼之さん

トップバッターは、玉野市のコワーキングスペース「うのベース」の東本さん。
人口5万人規模の都市では、コワーキングスペース単体で収益を上げるのは難しいのが現実。そこでうのベースでは、拠点の内側にエコシステムをつくり、地域の困りごとを解決する形で運営しているそうです。

宇野駅から徒歩10分の施設には、ワイワイ作業できる交流ルーム、モクモク作業できる集中ルーム、オンライン会議用の個室を完備。クリエイターやママさんに活躍の機会を届けるほか、在宅ワーク講座から「AIやってみようの会」「AI自習室」「AI部」へとステップアップし、地域企業の研修講師・伴走へとつなげていく仕組みも紹介されました。
■ コワーキングスペース ひとやね(岡山市南区) 白神岬さん(株式会社植田板金店 )・岡部耀平さん

続いては「ひとやね」から、岡部さんと白神さんのお二人が登場。
建築家・隈研吾氏が設計・監修した開放的な空間には、フリースペースや会議室に加えて、なんとボルダリングまで。マルシェをはじめとするイベントを2日に1回のペースで開催しているそうです。

さらに驚きだったのが利用料。「我々の厳格な審査(合格率97%)を通過すれば基本0円」というすさまじい太っ腹っぷり!
4分間のピッチは終始軽快な掛け合いが続き、会場は一気に明るい雰囲気に包まれました。
■ 共創イノベーションラボ「KIBINOVE」(岡山大学 津島キャンパス) 岡山大学 研究・イノベーション共創機構 宇高浩平さん

共創イノベーションラボKIBINOVEからは、宇高さんが登壇。大学に拠点施設を設置する意義も踏まえてお話いただきました。
施設設立の背景にあるのは、18歳人口の急激な減少。大学が持つ知見を社会と共有し、人に来てもらえる場所が必要だと考えているそうです。

交流する、構想を練る、試す、そして活動拠点にする。ひとつの建物の中で、出会いから実践までをつなげられるのがKIBINOVEの特徴と語られています。
価格や立地では不利な面もある一方で、独自のアクセラプログラム「アントレプレナーブートキャンプ」のような、大学ならではのハード面の強みを推していきたいとのことでした。
■ 岡山大インキュベータ(岡山大学 津島キャンパス) 中小機構中国本部 難波ちなみさん

同じく津島キャンパス内にある、中小機構が運営する起業家支援拠点「岡山大インキュベータ」からは難波さん。

「入居率は全国でぶっちぎりのワースト」という告白からスタートし、その原因を「チーフマネージャーが外で頑張りすぎている」「岡山市の支援コミュニティが頑張りすぎている」と分析する、ユーモアたっぷりのプレゼンでした。

一方で、施設内で社労士・弁護士・司法書士に無料で相談できるなど、大学内のインキュベーション施設ならではのソフト支援の充実ぶりもしっかりとアピールしていただきました。
「何をしているときが楽しいですか?」という会場からの質問には、展示会の動向を追うなど、入居者のメンバーのように関われるのがうれしいとお話いただきました。
■ 飛び入り参加:イノベーションヒルズ(吉備中央町) イノベーションヒルズ株式会社 代表取締役社長兼CEO 鈴木肇さん

さらに、イノベーションヒルズの鈴木さんが飛び入りで参加。吉備高原の豊かな自然に囲まれた約6万㎡の敷地で、BBQなども楽しめるユニークなコワーキングスペースとしてご紹介いただきました。
■ ももスタ 岡山市 産業観光局 商工部 創業支援・雇用推進課 羽納亘さん

最後は、会場でもあるももスタから羽納さんが登壇。
2019年8月の開設から会員数は1,200人を突破。岡山市を運営事務局に、金融機関や商工会議所とともに運営する、起業や新規事業にチャレンジする人を全力で応援する場所です。
2019年度からの累計で653回のイベントを開催し、累計参加者数はのべ17,000人以上とのこと。
さらに「中の人から見たももスタ」として、岡山駅直結のアクセスや、毎日のように何かが起きている環境といった”いいところ”に加え、「登記ができない」「イベントが多すぎてコワーキング利用しにくい」といった”惜しいところ”まで包み隠さず紹介。

県外でも知名度が上がっている理由を聞かれると、ステッカーを配って登壇者のPCに貼ってもらっていることや、山田さん・藤田さんによる発信を挙げていました。
グループ交流タイム

後半は交流タイム。7人ほどのグループに分かれ、各拠点の担当者への質疑応答が行われました。
複数のコワーキングスペースの運営者から、同時にぶっちゃけ話を聞ける貴重な機会。あちこちのグループで話が弾んでいました。
投票~大交流会

イベントの締めとして開催されたのは、どのコワーキングスペースが一番かを決める投票。登壇者の皆さんが自分のパネルを掲げ、会場は最後まで盛り上がりを見せていました。
結果は僅差で、「ひとやね」と「うのベース」が同率1位となりました!

投票終了後は大交流会に移行。
交流の合間には、ももスタのステッカーウォールにうのベースのステッカーが新たに仲間入りする一幕も。

イベント終了後は全員で記念撮影!
ご登壇いただいた各拠点の皆様、お越しいただきました皆様、ありがとうございました!