活動レポート詳細
好きを仕事にする「ファンづくり」戦略~総フォロワー40万人の起業家が語る、共感で広げる SNS&コミュニティ起業~を開催しました!
2026年9月14日、ももスタにて「好きを仕事にする『ファンづくり』戦略~総フォロワー40万人の起業家が語る、共感で広げるSNS&コミュニティ起業~」を開催しました。
今回のゲストとしてお迎えしたのは、株式会社VOICE代表の西本未翔(にしもと みゆう)さんです。英語を軸にSNSで発信を続け、現在はSNS総フォロワー40万人を超える西本さんに、起業の原点やSNSでファンを増やしていくための考え方、「好き」を仕事にするための工夫についてお話しいただきました。
進行を務めたのは、株式会社VOICE COO・ATOMicaコミュニティマネージャーの中山拓輝(なかやま ひろき)さんです。ファイナンシャルプランナーとして2,000件以上の相談に携わり、コーチングを中心とした起業支援にも取り組んでいます。

【当日のタイムスケジュール】
● 18:30-18:35 オープニング
● 18:35-18:50 会社紹介/自己紹介
● 18:50-19:40 クロストーク
● 19:40-20:00 質疑応答・写真撮影
● 20:00-20:10 クロージング
● 20:10-20:30 交流会
現在は英語に関する発信を中心に活動する西本さん。株式会社VOICEという社名には、アインシュタインの「Be a voice, not an echo(誰かの反響ではなく、自分の声になろう)」という言葉への思いが込められています。
そんな西本さんが、自分の考えを発信することの大切さを実感した経験の一つが、高校2年生のときに経験したニュージーランドへの留学でした。現地では、生徒一人ひとりが自分の意見を積極的に発表する姿に衝撃を受けたといいます。
現地では、生徒一人ひとりが自分の意見を発表する機会が多く、「みんなが自分の意見を言っていること」に驚いたそうです。日本では人前で意見を言うことに抵抗を感じていた西本さんでしたが、留学を通して「自分の考えを伝える」ことへの意識が変化しました。
その後も英語を学び続け、大学時代にはコロナ禍で留学ができなかったものの、就職のタイミングでワーキングホリデーのため、オーストラリア・シドニーへ5か月間渡航しました。こうした経験が、現在の「自分の声を発信する」活動にもつながっています。
西本さんの場合、意外にもSNSよりも先に「起業したい」という思いがあったそうです。「面白い人生のストーリーをつくりたい」という思いから、最初に始めたのは英語の家庭教師でした。自身でカリキュラムを作り、個別指導を行いました。最初の顧客を集めるために活用したのは、学校の学年グループチャットです。自分で情報を発信し、少しずつサービスを広げていきました。
しかし、最初から順調だったわけではありません。「お金をもらうこと」に罪悪感があり、ビジネスとして戦略的に動くことが、自分の軸から外れているように感じていたといいます。そんな中、やり始めて1年後に初めてサービスに料金を設定したきっかけは、顧客側からの提案でした。実際にお金をもらってサービスを提供すると、そこから大きく広がっていった経験を振り返り、「英語を教えるだけでは、サービスにはならない」とも語りました。

また、現在SNSで総フォロワー40万人を抱える西本さんですが、最初から投稿がバズっていたわけではありません。SNSを始める際には、参入しやすく、他の投稿を研究しやすいという理由からTikTokを選択したといいます。YouTubeについては、質の高いコンテンツを丁寧に作る必要があるため、最初に始めるものとしてはおすすめしないとも話しました。
SNSで発信するうえで意識しているのは、「自分らしさ」にこだわりすぎないことです。世の中ですでに伸びているものを研究し、自分も実際にやってみる。その中で、自分の強みや魅力を見つけていくことが大切だといいます。
一方で、「バズること」だけを目的にしてはいけないとも強調しました。バズっていることを自分の価値だと思い込まず、視聴者にどんな価値を届けられるのかを考えながら発信することが重要だと語りました。
そのためにも、まずは自分の強みをリストアップし、たくさん投稿して反応を見ることが大切です。発信そのものを、自分を知るための研究にするという考え方が印象的でした。また、AIが発達していくこれからの時代だからこそ、「自分で考え、自分で経験すること」の価値はさらに高まると話しました。
「好きなことを仕事にしたら、いつか嫌いになってしまうのでは?」という問いに対しては、「実際にそうなることはある」と率直に回答しました。それでも、本当に好きなことであれば、離れてもまた戻ってくるといいます。もしもモチベーションが下がることがあったとしても、それ自体を無理に否定する必要はなく、「下がった状態からどう動くか」を考えることが大切だと語りました。
起業や新しい挑戦に踏み出せない人に対しては、「まず自分自身の魅力に気づくこと。そして、先に行動すること」とメッセージを送りました。さらに、自分一人で頑張るのではなく、同じ場所で挑戦している仲間と一緒に取り組むことの重要性も強調しました。
会社を経営する中で、西本さん自身も「自分がすべてをやる」ことの難しさを経験してきました。そこで現在は、自分の得意な「0→1」、つまり新しいものを生み出す部分に力を注ぎ、その後の「1→100」は得意な人に任せるという考え方を大切にしています。
このイベントの日に創業4周年を迎えた株式会社VOICE。西本さんは、ここまで続けてこられた理由について、「同じフィールドで戦っている人たちがいるコミュニティにいたから」と振り返りました。

質疑応答では、西本さんの動画をほぼすべて見ているという参加者から、自身の英語学習についての話もありました。高校2年生から英語に力を入れ、発音にもこだわりながら学び続けた結果、現在では日本代表として高校生の国連派遣にも選ばれた経験を持つ参加者が、「西本さんと競い合うくらい頑張りたい」と思いを語りました。
また、英語関係のアルバイトを経験している参加者からは、「誰かのもとで働くこと」と「自分でやること」の違いや、最初から起業することのメリットについて質問が寄せられました。これに対し西本さんは、若いうちは「若さそのものが武器になる」とし、挑戦することの価値を伝えました。イベントの最後には参加者と一緒に恒例の「ももスタポーズ」を行い、交流を深めました。

西本さん、中山さん、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!