活動レポート詳細
7/15(水)若手起業家のための事業づくりと意思決定 小さな挑戦を「爆発的な成長」へ
7/15(水)に『若手起業家のための事業づくりと意思決定 小さな挑戦を「爆発的な成長」へ』が開催されました!今回のイベントではゲストとして、株式会社AlphaDrive 代表取締役社長 兼 CEO/CAXO麻生要一氏をお招きし、株式会社ATOMica代表取締役Co-CEOの嶋田瑞生氏とのトークセッションを開催しました。
数多くの新規事業を生み出し、起業家の意志に伴走し続けてきた麻生さんから、事業づくりの始め方から市場の見極め方、そして起業家としての姿勢まで、たっぷりとお話しいただきました。

【タイムスケジュール】
18:30-18:35 オープニング
18:35-19:45 プレゼンテーター・トークセッション/Q&A
19:45-19:55 クロージング
20:00-20:30 交流タイム
起業家、投資家、音楽家、教授など、肩書が30個ほどあるという麻生さんは、自己紹介が一番難しい仕事だと言います。社会課題を解決するために、ソリューションの形を固定せずに活動していた結果、肩書も必然的に増えていったそうです。数多くの肩書を持ちながらも、それらにとらわれない「ぼくはぼくだ!」という麻生さんらしいユニークな自己紹介から会はスタートしました。起業家、投資家、音楽家、教授など、肩書が30個ほどあるという麻生さんは、自己紹介が一番難しい仕事だと言います。社会課題を解決するために、ソリューションの形を固定せずに活動していた結果、肩書も必然的に増えていったそうです。数多くの肩書を持ちながらも、それらにとらわれない「ぼくはぼくだ!」という麻生さんらしいユニークな自己紹介から会はスタートしました。

最初のテーマは、株式会社AlphaDriveを創業されるまでのキャリアについて。麻生さんは新卒でリクルートに入社され、30歳で役員級のポジションに就任。約1,500の社内プロジェクト・約300社のスタートアップ支援を統括されていました。その分、自由度が高く権限もあり、動かせるお金の規模も大きかったそうです。
しかし、一見すると何でもできるような最高な環境の中でも、できなかったことがあったと言います。北海道から沖縄まで課題の現場を見に行く中で、そのほとんどに立ち向かえていないという絶望と挫折があったと語られました。その理由を考えたとき、リクルートであっても社内起業という形では、ソリューションがロックされてしまうこと。何でもやっていいとはいえ、リクルートでロケットを飛ばすことはできません。
あらゆる社会課題に向き合おうと思ったとき、その制約へのもどかしさや絶望が大きくなり、社内起業家ではなく、一人の“起業家”として、制約を取り払い、あらゆる社会課題に取り組もうと決意。そうして株式会社AlphaDriveを創業されました。リクルートの新規事業開発室長というポジションを持ちながらも、社会課題の現場に足を運び、貪欲に社会課題に向き合う麻生さんの姿勢から学ぶものが多くありました。
さらに、創業後も麻生さんの挑戦は止まることを知らず、創業翌年に会社を売却。業績も好調で売却する理由はなかったそうですが、今のままでは世の中全体にインパクトを与えられないと考え、世界で最も影響力のある経済メディアのひとつであるユーザーベースの傘下に入ることを決断されたそうです。しかし、その後ユーザーベースを買収した会社と方針が合わず、1年間事業計画が可決されない状況が続き、最終的には金融機関からお金を借りて会社を買い戻したという、波乱万丈なストーリーもお話しいただきました。

続いては、事業づくりの第一歩についてお話しいただきました。まず大切なのは、麻生さんの実体験からも分かるように“現場に行くこと”。課題を抱える当事者でも、その周辺の人でもいいので、とりあえず現場に行き、人と話すことが第一歩になるとお話しされました。
そして、事業をつくる上で最初に重要なのは、“儲かるか儲からないかではなく、やりたいかやりたくないか”。
麻生さんから投げかけられた「自分が人生をかけてでもやるべきテーマか」「自分が命をかけられるかどうか」という問いは、自分の進むべき方向に悩んだときに、ふと思い出したい言葉だと感じました。
次のフェーズとして、事業化できるかできないかを冷静に見極めることも重要です。しかし、事業化できない=社会課題を解決できないという訳ではありません。課題を持っている人がお金を持っていない場合や、今の技術では解決が難しい課題に対しては、非営利など別の手段を選択した方がよい場合もあるとお話しされました。ここでも、「まずはビジネスで」という発想に縛られず、あらゆる形で社会課題に取り組むという麻生さんの哲学を感じました。
そんな麻生さんですが、それでも「まだまだなにもやれていないという感覚がある」と言います。AlphaDrive としては“日本の経済を生き返らせること”をミッションに掲げており、その大きな目標を考えるとまだまだペースが足りないと、壮大なビジョンをお話しいただきました。
今回のイベントでは、「ソリューションを固定せず、あらゆる形で社会課題に取り組む」という麻生さんの一貫した考え方を強く感じられる時間となりました。起業を志す方はもちろん、社会課題の解決に取り組みたいと考えるすべての人にとって、一歩を踏み出すきっかけとなる時間になったのではないでしょうか。
最後はいつものももスタポーズで記念撮影!
AlphaDriveの麻生さん、ATOMicaの嶋田さん、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
