活動レポート詳細
挑戦の意味が変わる。竹あかりで社会課題に立ち向かうCHIKAKENが語る、社会を変える“心の火”のともしかた。
1/8(木)に『挑戦の意味が変わる。竹あかりで社会課題に立ち向かうCHIKAKENが語る、社会を変える“心の火”のともしかた。』が開催されました!今回のイベントでは、竹あかりアート集団「CHIKAKEN」代表として社会課題に立ち向かう池田親生をゲストにお迎えし、起業を志す岡山県立岡山操山中学校2年生の牧さんをモデレーターとして「挑戦とは何か?」をテーマに熱く語り合いました。

【タイムスケジュール】
18:00 受付開始
18:30 オープニング
18:40 トークセッション
19:40 Q&A
20:00 アンケート、写真撮影
20:10 交流会
20:30 終了
まずは、ゲストの池田親生さんが「何者なのか」というお話から。親生さんは、竹の中に灯りをともす「竹あかり」アートを通じて、イベントや風景を創り出しています。大学でまつり型まちづくりを学ぶ中で、地域に放置竹林が増えているという課題に出会い、その解決策として竹あかりの活動を始めたそう。日本で古くから日常的に使われてきた優れた素材である竹、近年は課題として扱われるようになったことに憤りを感じた、という言葉が印象的でした。親生さんは、竹あかりを通じて世界平和に貢献したいという大きなビジョンを語ってくださいました。
一方で、竹あかりで生計を立てられるようになるまでには約10年かかったそうです。社会課題に挑戦するリアルな道のりについて、赤裸々に語っていただきました。
10年間、安定して収入がない中で挑戦し続けていくことは、決して簡単ではないと想像します。それでもやり続けられたのは、「とにかく毎日楽しかったから」だと親生さんはいいます。「自分は変わってないけれど、社会の方が変わり、価値が認められるようになった」とおっしゃっており、自分の楽しさや心地よさを大切にし、継続することの重要性を改めて感じました。

続いてテーマは「社会課題」に。年代も分野も違い、同い年であれば出会っていなかったかもしれない親生さんと牧さん。お二人の共通点は、社会課題の解決に挑戦していることです。牧さんは、「男女が垣根なく活躍できる社会」を目指して活動しており、ピッチコンテストにも出場されています。牧さんにとって社会課題とは、何か挑戦したいと思ったときに一番取り組みやすいもの。一方で、ジェンダーに対しては様々な価値観があるからこそ、「自分の活動で本当に世界がよくなるのか」と思うこともあると、率直な葛藤を語ってくれました。
親生さんは、若いころは社会に対して怒りを感じていたものの、社会課題をきっかけに大学4年生の時、社会の中で自分の役割をもらえる場所が見つかったといいます。
「社会」を多くの人が幸せになるための“器”だとすると、その器をつくり、整えるのは政治家や企業の役割。社会活動家は、社会という器からはみ出てしまう人をサポートする役割だ、というお話がとても腑に落ちました。「課題」という言葉はネガティブに聞こえがちですが、よりよい社会に向かってみんなでアクションしていくための、ポジティブなものでもある。”社会課題”の捉え方が変わることで、希望が生まれることを感じました。

後半では、「なぜ挑戦するのか」という一歩踏み込んだ問いへ。
親生さんは、現在エベレスト登頂という新たな挑戦をされています。多額の費用がかかり、命の危険も伴う挑戦ですが、「全くわからない世界に飛び込み、手の届かない場所に行くと決めること」に大きな価値を感じているそうです。何気に生活をしていると、自分の安全地帯から抜け出せないことにすら気づかなくなる。だからこそ、挑戦は“自分を成長させるためのスパイス”なのだとお話しされました。牧さんからは「できると確信があることは、挑戦ではない」という、はっとさせられる言葉も。できるかわからないことに立ち向かうからこそ、挑戦は自分を大きく成長させてくれる、そんなメッセージが伝わってきました。
終盤のQ&Aでは、参加者から多くの質問が寄せられました。
「まだやりたいことが見つかってない中で、どうやって一歩を踏み出せばいいか」という質問に対し、親生さんは、挑戦している人を気負わず応援していると、縁やチャンスが巡ってくるとお話しされました。「やりたいことを見つける」というと自分に意識が向きがちですが、あえて周囲に目を向けることで、自分の得意なことややりたいことのタネが見つかることもあると、新たな視点をいただきました。

自分の成長のために楽しみながら挑戦を続ける親生さんと牧さん。お二人の熱い言葉を通じて、参加者一人ひとりの心にも挑戦の火が灯ったのではないでしょうか。
最後はいつものももスタポーズで記念撮影!
親生さん、牧さん、そしてご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
