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12/18(木)『第3回ももスタピッチナイト・ブラッシュアップ道場』

ピッチナイト・ブラッシュアップ道場は、ピッチ経験者向けにさらなるブラッシュアップを目指して、県外起業家のピッチに触れる機会と交流を目的としたイベントです。今回のピッチのメンターには、株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ取締役の石元 玲 氏、名古屋市から一般社団法人 未来創造 水野 敬亮 氏 にお越しいただきました。

【タイムスケジュール】
18:00 ー 受付開始
18:30 ー ももスタ・メンター紹介
18:40 ー ピッチ開始
19:40 ー アフタートーク
20:00 ー アンケート、写真撮影
20:10 ー 交流会
20:30   終了予定

今回は、岡山で事業を展開する5名の起業家と、名古屋から参加した2名の起業家、あわせて7名の方にご登壇いただきました。登壇者の方々はピッチの前に、それぞれメンターへ「どこにフィードバックが欲しいか」を共有してからスタート。岡山の起業家には水野さんを中心に、名古屋の起業家には石元さんを中心にフィードバックが行われ、ピッチを通じて両地域の交流が自然と生まれる時間となりました。

トップバッターは名古屋からGVELOVE株式会社の北川さん。
就労支援施設で作られた商品や規格外野菜を活用した商品のブランディングを行い、その魅力を社会に届ける事業を展開されています。曽祖父がデイサービスに行きたがらない様子を見て介護業界に興味を持ち、大学生による介護レクリエーションの事業を開始。その後、就労支援施設にも活動領域を広げる中で同施設で作られる商品の可能性に着目したという事業の展開ストーリーが印象的でした。北川さんの事業によって魅力的な商品が次々と社会に広まっていく姿が期待されるピッチでした。

2人目は岡山から株式会社ビズフォームの北島さん。
外資系企業での経験を生かし、現在は個人や中小企業の経営コンサルティングを提供されています。すでに介護施設やお弁当屋の案件では大幅な売上改善といった成果も生まれており、今後は赤字企業の買収を通じて事業の拡大を狙いたいとお話しされました。メンターのお二人からは、事業を伸ばしていく上で「再現性のある具体的な自分の強みを言語化し、発信していくことが重要」とのアドバイスが寄せられました。

続いて登壇したのは岡山からBetelgeuseの岸本さん。
ウエディングフォトの撮影やLGBTQのコミュニティ運営を通じて、“祝福を諦める人をゼロにする”というミッションに取り組まれています。原体験に基づく怒りのエネルギーも交えながら語られた岸本さんの強い思いが印象的でした。メンターのお二人からは、「当事者の方々はどのような社会を理想としているのか」という問いが投げかけられ、岸本さんの強い思いに実現したい社会像がより明確に結びついた時、大きく前進するのではないかと期待が膨らみました。

名古屋から2人目に登壇した佐藤さん。
“高校生が自ら選択し、納得して会社に就職できるように”という想いのもと、高卒就職を仕組みから変える挑戦をされています。一人一社制・学校推薦型・限られた準備時間といった高校就職の当たり前を変えるべく、高校生が早い段階から社会と繋がるインターンシップや短ジョブの取り組みについてお話しされました。メンターからは、多くの人が課題として向き合ってきたにも関わらず現状が変わりにくい理由を先人から学び、そこから突破口を見出してほしいという期待の言葉が寄せられました。

5人目は岡山から内田さん。
“だれもが「MAKER」になれる世界”を目指し、3Dプリンターの販売やデジタルファブリケーションの導入支援を展開されています。「一年に一回は新しい事業を生み出したい」という想いのもと、今回は3Dプリンターでものづくりをするときの材料となるフィラメントのデータベースサービスについてお話しされました。ものづくりに日々向き合うクリエイターならではの視点から生まれた事業であり、その独自性が印象的でした。

続いては岡山から森田さん。
学校の体制不足、教材市場の寡占、教材・経験不足による独学の難しさなどを背景に、3つ以上の検定に合格する学生はたったの4%という現状に対し、商業高校生向けの専門塾について発表されました。森田さん自身は独学で7つの検定を取得した経験と家庭教師で積み重ねてきた指導実績をもとに、オリジナル教材とオンライン授業を提供していく計画です。内容もさることながら、メンターの方のお言葉を借りれば“前説芸人”のような軽妙な語り口で、会場全体が引き込まれるピッチでした。

ラストは岡山から株式会社テンダーハーツの蓬郷さん。
介護食や栄養補助食品を製造販売する会社を経営されており、現在はサゴ椰子を活用した商品開発に取り組まれています。サゴ椰子は農薬肥料を必要としない永久作物で、血糖値が上がりにくいなど多くのメリットを持つ未利用資源です。その優位性や訴求ポイントを明確にしていくことで、サゴ椰子から新たな食文化が生まれる可能性が感じられる発表でした。

7名のピッチが終了したあとは、石元さんと水野さんによるアフタートークへ。
お二人からは、今の常識に囚われず、社会の蓋然性を踏まえて自分なりに未来を予測しながら世の中の世の中を変えてほしい、という熱いメッセージが送られました。

最後はみんなで、ももスタポーズ!
水野さん、石元さん、登壇していただいた7名の方、そしてご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!