活動レポート詳細

OASIS FUND橋田一秀が地方起業家に伝えたいこと、全部話します
【イベントレポート】OASIS FUND橋田一秀が地方起業家に伝えたいこと、全部話します
6月25日にイベント「OASIS FUND橋田一秀が地方起業家に伝えたいこと、全部話します」が開催されました!
ペライチを創業され、現在はOASIS FUNDの代表を務める橋田さんをゲストにお招きし、「地域の未来」をテーマにトークセッションを展開。
地方起業家の可能性について議論する時間となりました!
オープニング
今回のイベントでご登壇いただいた橋田一秀さんは、かつてペライチの共同創業者としてサービスを牽引し、現在はスタートアップ支援を手がけるOASIS FUNDの代表としても活躍されています。
ペライチでは、「誰でも・カンタンに・素早く」ホームページを作成できるサービスを提供し、地域のWebの担い手と連携しながら全国展開を推進。現在はその経験を活かし、地域発スタートアップや若手起業家への投資・支援を通じて、新たな挑戦を後押しされています。
イベント全体のファシリテーションは橋田さんと縁深いがっくんこと藤田岳さん(株式会社MoonJapan代表)が担当。
愛媛、青森をはじめとする日本全国から多くの方にご来場いただきました。
トークセッション
イベント前半は瀬戸内と株式会社代表の藤田さん、山田さんも交えてのトークセッション。「地方起業」をテーマに様々な話題が展開されました。
地方中小企業の巻き込み方
「地方中小企業をいかに巻き込むか」という議題に対して、橋田さんにペライチでの事例をご共有いただきました。
利用者数が増えている地方を調査したところ、その地域で「webの専門家」としてポジションを取っている方が、簡単にHPが作れるサービスとしてペライチを自主的に広げてくれていた事例があったとの事。
それを踏まえ、47都道府県サポート制度の設立などを通して地域の専門家/キーマンと接近、エバンジェリスト的にどんどん巻き込んでいくのが有効だった。そう橋田さんは語られていました。
地方にいる起業家の強み、弱み
続いて話題は地方起業家の強み/弱みに関する議論へ。
地方で起業することの強みとしては
・地方全体の応援を得やすい
・「地方×○○」の第一想起を得やすい
・支援プログラムなどの採択に有利な場合がある
といった内容が紹介され、弱みとしては
・投資家が地方にいない
・ヒト/モノ/お金/情報が集まらない
・強み以外だいたい弱みでは…?
といった内容が出てきました。
ネットに転がっていない情報やモメンタムの高い施設の存在など、地方に対する東京の魅力が語られる一方で、二拠点活動やオンライン活用など、地方/東京の二元論に縛られないアプローチに関する話題も。
「岡山~東京間は新幹線で3時間もあれば移動できてしまう。そういう意味でも日本は狭いなと感じている」と橋田さんは語られていました。
地方起業家に求める覚悟
「橋田さんが投資家として地方起業家に求めるものは何か」という話題に対して、「情報不足を前提に、貪欲にキャッチアップする姿勢」「(地方に限らず)小さくまとまらず大きな挑戦に挑む姿勢」の2点をご紹介いただきました。
「日本を代表するメーカーに自社も並び立つ」「地元から世界に通じるスイーツを作る」といった大きなビジョンがあると魅力的に感じる、と語られていました。
クローズドメンタリング
トークセッション終了後は抽選で選ばれた起業家たちに対するクローズドメンタリングが実施されました。
観光/ローカル/AIなど、多岐にわたる事業へのアドバイスが橋田さんから送られました。
イベント終了後は全員で記念撮影!
お越しいただきました皆様、ありがとうございました!