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5/22(木)従業員のエンゲージメントを科学する、エンプロイーサクセスのいろは

5/22(木)に『従業員のエンゲージメントを科学する、エンプロイーサクセスのいろは』が開催されました!
今回のイベントの登壇者は株式会社PeopleX代表取締役CEOの橘大地氏と株式会社ATOMica代表取締役Co-CEOの嶋田瑞生です。
『従業員のエンゲージメントを科学する、エンプロイーサクセスのいろは』は、「従業員の働きがいを『構造』と『テクノロジー』で見える化し、実行支援するHRスタートアップ、PeopleX代表橘大地さんをお招きし、エンゲージメントが高まる組織の共通点や、評価制度が機能する/しない組織の違いなど、明日から使える実践的な知識を学ぶことができるイベントでした。

【タイムスケジュール】
18:00 ー 18:30 開場・受付
18:30 ー 18:45 オープニング
18:45 ー 19:45 トークセッション
19:45 ー 20:00 Q&A
20:00 ー 20:15 クロージング
20:15 ー 20:30 ネットワーキング

本イベントは、ももスタ今年度最初の開催となりました!登壇されたお二人の人柄も相まって、会場ははじめから和やかな雰囲気でのスタート。

最初に、今回のテーマにもなっているエンプロイーサクセスとは何かについて、橘さんが代表を務めるPeopleXの事業内容と共に教えていただきました。その中で、モデレーターの嶋田さんが代表を務める株式会社ATOMicaでも、実際にPeopleXのサービスが導入されていることが紹介され、そこからトークセッションへ。

トークセッションの冒頭、橘さんは「働く=上司の意向に従う」という従来の価値観に疑問を投げかけ、「働く時間が人生の大半を占めるのであれば、“楽しい”と感じられる環境が当たり前であるべきだ」とお話ししてくださいました。その言葉を受けて、組織のあり方を見直すことの大切さを改めて学びました。

なかでも印象的だったのは、「スポーツ選手のように、“楽しんだ人”が強い時代に入っている」という言葉です。
軍隊的な従来型の企業文化から、「大谷翔平のように楽しみながら成果を出す働き方」への転換が必要だというお話しに、多くの参加者が深くうなずいていたのが印象的でした。
その後は、実際に導入した企業の事例や、現場で直面する課題、働きがいの捉え方など、さまざまなテーマに話が広がっていきました。

「自社で実践している組織戦略」のパートでは、社員が自然と集まりたくなるような“楽しい雰囲気”のつくり方についてのお話がありました。
オフィス出社が必須ではないにもかかわらず、社員全員が自発的に出社していたり、採用活動を行わなくてもリファラル(社員紹介)だけで人が集まってくる。そんな社風が実現されているという点には、とても驚かされました。

終盤には、従業員の働きがいを「構造」と「テクノロジー」で見える化する事業を展開する橘さんから、ツールだけでは会社は変わらないという本質的なお話しも。
これらの効果実感を得るためには、金銭報酬の設計や1on1制度の見直し、管理職への伴走支援など、制度と文化を両輪で整える“ハンズオン支援”が不可欠だと教えていただきました!

トークセッションのあとは質疑応答の時間に。
AI面接の導入について質問が上がると、橘さんは「AIはあくまで入口に過ぎず、最終的には人間の判断が重要」と回答されました。
セッション終盤でも語られた「ツールだけでは会社は変わらない」というメッセージとも重なり、評価や採用においても“人の温度感”が不可欠であることが、改めて印象づけられる場面となりました。

イベント終了後の参加者アンケートには、
「“楽しむことが悪ではない”と言える職場にしたいと感じた」
「“働きがいの7割は環境で決まる”“上司は友達”という言葉に納得感があった」
などの声が寄せられ、多くの気づきや共感が生まれたことがうかがえました。

最後はみんなで、“ももスタポーズ”!
橘さん、嶋田さん、そしてご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!