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AI × 岡山の未来を語るトークセッション

【イベントレポート】AI × 岡山の未来を語るトークセッション

2月27日にイベント「AI × 岡山の未来を語るトークセッション」が開催されました!
今回ご講演いただいたのは、ソフトバンクアカデミア15期生としてご活躍されている木口佳南さん。
「岡山×AIの可能性」をテーマに、AI活用の最前線について語っていただきました!

木口さんについて

イベント序盤では、「AIとは何か」という基本的内容とともに、木口さんの経歴をご紹介いただきました。
今回ご講演いただいた木口佳南さんは、大阪国際工科専門職大学に在籍されているほか、ソフトバンクアカデミア15期生としてもご活躍されています!
● 長期インターン8社を経験
● IVS企画責任者
● TED×慶応大学イベント登壇
● 学生団体の運営
などなど、これまでの木口さんの活躍についてお話いただきました。

岡山×AI

続いて話題は岡山でのAI活用事例へ。
● 総社市の生成AIによる対話応対を活用した「スマホ市役所」
● 園児の登降園やアレルギー食などをAIで管理する「イートンちどり保育園」
● 岡山大学のAIを使った果物・野菜収穫用空間センサー開発事例
などなど、参加者の殆どが知らなかった活用事例が紹介されました。
「AIの活用事例が大量にあり、岡山にはポテンシャルを感じる」
木口さんはそう語られていました。

岡山×AIの未来について
現在の事例をもとに更に岡山をAIで盛り上げていく提案として、様々な施策をお話いただきました。
● シャインマスカットのAIスマート農業
● 高校・大学へのAI教育の実施
● 岡山発AIスタートアップの創出
● 岡山×AI特化メディアの運営
特にメディア運営に関しては木口さん一押しの戦略で、話を聞いていた瀬戸内VC山田さんも「今すぐやろう!」と超乗り気。
今後の展開に期待する声が会場でも多く見られました。

AI時代に重要なポイント

「人間より1万倍も賢いAIの出現すら予測されるAI時代において、『ゼロイチ』を生み出す力が求められる」と木口さん。

AIを活用することであらゆる行動のハードルが下がる中、自身の原体験に基づいて実際に手を動かすゼロイチの力がより一層求められるとお話されていました。
「これからはネットに載っていない人間の経験値が求められる。AI時代だからこそ、AI以外の経験が重要!」という木口さんの言葉に、参加者は強いインパクトを受けていました。

AI時代に必要な教育基盤
AIが活用される世界に必須の教育基盤として、木口さんは以下の4つが必要になると語られていました。
● デジタルリテラシー教育
● プログラミング教育
● 実践を通した学習機会の提供
● メンタルヘルス
すでに義務教育に組み込まれている領域がありつつも、上記の4点に関しては改めて基盤に組み込む必要があるとの事。
オンラインいじめ、AIを悪用したスパム作成などのトラブルを防ぐためにメンタル面でのアシストが必要、という実践的な視点が印象に残っています。

ディスカッション・質疑応答

イベント後半は藤田さん・山田さんも参加してのディスカッションタイム。
会場からの質問を募集したところ予想以上に手が上がり、時間ギリギリまで参加者との質疑応答が展開されていました。
イベント終了後は全員で記念撮影!
たくさんの参加者にお越しいただき、大盛況のイベントになりました!
木口佳南さん、お越しいただきありがとうございました!