活動レポート詳細

参加者の声

ももクエ 小林英夫さん インタビュー

小林英夫さん
倉敷の宿 Retreat KOBAYASHI

 

◾️インタビュー実施日
2024年11月28日

 

01:まず、自己紹介をお願いします。
小林英夫と申します。倉敷市の水島で「倉敷の宿 Retreat KOBAYASHI」という、一棟貸切の宿泊施設を運営しています。この宿は築101年の古民家を活用したもので、広さは520平米あります。

 

02:モモクエを知ったきっかけを教えてください。
普段から「ももスタ」をよく利用しており、メールでご案内をいただいて知りました。実は2年ほど前に金丸先生のウェビナーに参加したことがあり、その時から先生のファンだったので、迷うことなく参加を決めました(笑)。

 

03:当初、お悩みや課題となっていた点は何でしょうか?
宿泊施設を始めるにあたり、水島という場所で需要があるのか不安に感じていました。倉敷の美観地区なら需要があることはわかっていましたが、水島は少し離れているため、果たしてうまくいくのかと心配していました。また、これまで別の事業に挑戦した経験はありましたが、宿泊施設は初めてだったため、その点でも不安がありました。

 

04:プログラム参加中に大変だったことや、チャレンジと感じた点を教えてください。
事業をスタートさせるための準備を進める中で、プログラムの課題と両立させるのが難しく感じることがありました。スケジュールが厳しく、課題を提出できないこともあり、その際には先生に注意を受けたこともありました(笑)。

 

05:モモクエに参加して得られた価値についてお聞かせください。
金丸先生に「やるしかない!」と背中を押していただき、精神的に大きな支えになりました。また、周りの仲間も同じように挑戦している姿を見て、自分も頑張らなければと強く感じました。そうした仲間の存在も心強かったですね。

 

6:モモクエ参加後の変化や成果はありましたか?
金丸先生とのご縁をいただき、直接お話しさせていただけるようになったことは、私にとって非常に大きな意味がありました。先生とやり取りをさせていただく中で、新たなアイデアをいただき、自分が1軒の宿で満足していたところから、2軒目のプロジェクトに挑戦するまでに至りました。1人との出会いが、成果や自身の成長にどれほど影響を与えるのかを実感しました。

 

07:実際に事業を始められてから「やってよかった」と感じた瞬間はどのようなときでしょうか?
一般的な民泊事業ではリモートで鍵を渡すなど効率化が進んでおり、お客様と直接接する機会が少ないのですが、私の場合は古い家ということもあり、全てのお客様と対面でお会いしています。宿の使い方やコンセプト、私の思いをお伝えすることで会話が広がることが多く、お客様との出会いをとても楽しんでいます。

この仕事をしていなければ出会えなかったような方々とのご縁が増えました。例えば、最初は20代の若い方や大学生が多く利用されましたが、10月に入ると海外からのお客様も増えました。ロシアやスイスからのお客様とティーセレモニーをしながら交流したり、一緒に食事をいただく中で新たな食文化に触れることができたりと、素晴らしい経験をしています。直接のコミュニケーションを通じて世界の歴史を感じることもあり、もっと勉強しなければと刺激を受けています。

 

08:これから新たな事業に挑戦しようと思っている方々へメッセージをお願いします。
「やりたい」と思ったことがあるなら、迷わず挑戦してみてください。特に若い方には、思い切ってフルベットするくらいの気持ちでいいと思います。失敗したとしても、失うものは自分以上のものはないはずです。でも、やらなかった後悔はずっと残ります。挑戦を続けて諦めなければ、失敗もその過程の一部にすぎないと思います。