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岡山ビジネスプランコンテスト「Okayama Startup Award2023」開催レポート

2023年3月18日、土曜日。
この日、岡山ビジネスプランコンテスト「Okayama Startup Award2023」(OSA2023)が開催されました。
昨年開催の第1回コンテストから1年。この1年、ももスタでは、様々なイベントや育成プログラムを提供し、岡山市の起業家や起業志望者の成長を見守ってきました。
岡山には優れたビジネスや起業家が眠っている—-。
そんな実感を得て、本年度のビジネスプランは、これからスタートアップに取り組む起業家や学生、さらに成長を目指すスタートアップ起業家を対象にしたビジネスプランコンテストを企画しました。
コンテストは、書類選考によってえらばれた学生10組、社会人10組の20組のファイナリストによって行われました。

 

【学生部門ファイナリスト】

  • 大西一碧さん:学術界にREVOLUTIONをーPushmanの製作ー
  • 塚本真紀さん:デジタルデトックス@石関緑地
  • 瀧本颯さん:捨てるぐらいなら、シェアしてみない?チャリシェア!!モデル
  • 衣笠瑞希さん:学生向けショッピング同行サービスサザンクローズ
  • 長尾幸紀さん: ScienceBranding_科学の力で製造業をブランディング
  • 小田祥人さん:高齢者向けスマホ・家事お助けサービス「マゴネット」
  • 清水優椰さん:技術系人材の超強化 ~猛者の巣窟~
  • 宮本あゆはさん: 「あした着る服」をきめてくれるSNS「こーでねーと」
  • 中藤寛人さん:不登校が問題ではなくなる世界へ。〜非営利×営利~
  • 石川未藍さん、芦田結衣さん:地域密着型情報提供者と中高生のマッチングサポート

【一般部門ファイナリスト】

  • 二宮猛さん:FashionSynapse誰でもファッションデザイナー
  • 池上太輔さん:岡山カレーツーリズム
  • 宇佐美彰規さん:履物革命
  • 大竹洋平さん:生き物の力で育てる植物工場 MACHI-TORE
  • 藤原佐年さん:次世代販促ツールMONOCARD
  • 歳森麻美さん:ハンドメイド作家の弟子入りマッチングプラットフォーム「まなでし」
  • 柳井孝文さん:IBS患者のためのおならの音とニオイを解決するToridePants
  • 平山隆浩さん:日本発の臨床工学技術をグローバルスタンダードに!
  • 森山圭さん:薬剤師に光を!革新的な調剤支援装置「コナミル」の開発
  • 清水正輝さん:日本発世界一のモビリティで人類の移動課題を解決する

 

ファイナリストは、この日に向けて、ビジネスプランのブラッシュアップや集合研修などを通じ、日々、成長をし続け、この日は満を持してのプレゼンとなりました。
プレゼンの時間は、各3分。この短い時間に、自分の想い、ビジネスの魅力を詰め込んで、観客と審査員に伝えます。
会場は、すでに満席状態。オンラインの視聴者もいる中での発表は、誰もが緊張する場面。しかし、ファイナリストは、皆、堂々と自信をもって、プレゼンを披露しました。
プレゼンの後は、審査員からのコメントタイムとなります。審査員は、岡山の先輩起業家、プレシードにも詳しい投資家、VC、そして、アントレプレナーシップの研究者の4名。深い知見と経験から基づく鋭いコメントで、ファイナリスト達のプランに、さらに磨きをかけてゆきます。

 

【コンテスト審査員】

  • 先輩起業家:patternstorage株式会社代表取締役 今井 恵子氏
    https://patternstorage.com/
  • VC/投資家:ゼロイチキャピタル合同会社代表パートナー 種市 亮氏
    https://zeroichicapital.com/
  • VC/投資家:New Commerce Ventures株式会社代表取締役 松山 馨太氏
    https://newcommerce.ventures
  • 研究者:大阪公立大学特任助教(アントレプレナーシップ教育)イム ソニョン氏

 

そして、いよいよ審査の発表。
岡山市の大森雅夫市長が舞台に登壇し、受賞者の発表を行います。
万雷の拍手の中、名前を呼ばれたファイナリストが、次々と舞台に登壇し、受賞パネルを受け取ります。
誰が受賞してもおかしくなかった。そんな熱い想いがぶつかりあうコンテストを勝ち抜いた3名が、こちらです。

 

【学生部門グランプリ受賞者】(賞金10万円)
瀧本颯さん:捨てるぐらいなら、シェアしてみない?チャリシェア!!モデル

【一般部門グランプリ受賞者】(賞金10万円)
平山隆浩さん:日本発の臨床工学技術をグローバルスタンダードに!


【Okayama Startup Award2023総合グランプリ受賞者】(賞金20万円)
大竹洋平さん:生き物の力で育てる植物工場 MACHI-TORE

 

受賞パネルを手に、グランプリ受賞者が今の想いを言葉にします。その言葉に、会場も感動につつまれ、より一層の大きな拍手で、受賞者と、そして、ともに戦ったファイナリスト達を労います。
鳴りやまぬ拍手と感動の渦の中、コンテストは協賛賞の発表にうつります。
協賛賞は、起業支援の専門企業のツクリエより、関東・関西のインキュベーション施設利用権が授与されました。
授与されたのは、成績が特に優秀だったファイナリスト5名。今後、彼らが、関西や関東で活躍するのが目に浮かびます。

 

【協賛賞受賞者】株式会社ツクリエの施設利用券

  • 大西一碧さん:学術界にREVOLUTIONをーPushmanの製作ー
  • 中藤寛人さん:不登校が問題ではなくなる世界へ。〜非営利×営利~
  • 柳井孝文さん:IBS患者のためのおならの音とニオイを解決するToridePants
  • 森山圭さん:薬剤師に光を!革新的な調剤支援装置「コナミル」の開発
  • 清水正輝さん:日本発世界一のモビリティで人類の移動課題を解決する

 

コンテスト終了後は、交流会を開催しました。ともに戦ったファイナリスト同志、あるいは、審査員との名刺交換、情報交換が活発に行われ、今日という日を機に、彼らがますます発展してゆくのが確信できる光景でした。

 

「Okayama Startup Award2023」は、この時間をもって終了となりました。
しかし、ファイナリストにとって、ここはゴールではなく、スタート地点です。
昨日の自分、今日の自分を超えてゆくためにも、新しいスタートをきりましょう!

ももスタは、そんな皆さんを、これからも、応援し続けます。

 

<コンテストの全体スケジュール>

  • 2月1日~2月28日:エントリー
  • 2月28日~3月1日:書類選考
  • 3月1日~3月10日:事前ブラッシュアップ(個別メンタリング、集合研修)
  • 3月18日:コンテスト当日

<コンテスト当日のタイムスケジュール>

  • 15:00-15:10 開会挨拶、審査員紹介、コンテスト説明
  • 15:10-16:10 学生部門ピッチ×10組、審査員総評
  • 16:10-16:15 休憩
  • 16:15-17:15 一般部門ピッチ×10組、審査員総評
  • 17:15-17:20 休憩
  • 17:20-17:30 審査発表、授与式
  • 17:30-20:00 交流会