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8/25(火) 岡山で働くをもっと面白く。 「安定」を捨てずに「挑戦」を掴む、これからの地方キャリア

2026年8月25日、ももスタにて「『安定』を捨てずに『挑戦』を掴む、これからの地方キャリア」を開催しました。ゲストにお迎えしたのは、即戦力の外部プロ人材10万名以上を抱え、企業や全国の自治体とのマッチングを実現する「複業クラウド」を展開する株式会社Another works 代表取締役の大林尚朝氏。モデレーターには、株式会社ATOMica 執行役員の森祐太氏をお迎えしました。

当イベントでは、これからの時代を生き抜くキャリアのヒントとともに、「複業」という概念を作るに至った経緯を熱く語ってくださいました。

 

【当日のタイムスケジュール】
18:30 – 18:35 オープニング
18:35 – 19:00 キートーク
19:00 – 19:45 クロストーク
19:45 – 20:00 質疑応答
20:00 – 20:10 クロージング
20:10 – 20:30 交流タイム

 

 

〇誰しもが即戦力人材
終身雇用から転職、そしてフリーランスが当たり前になる時代へと変化する中、国も「人を雇用する時代」から「人をシェアする時代」へと方針を転換しつつあります。大林氏は、同時に複数の会社で働く時代が到来することに確信を持ち、「複業」というコンセプトを掲げました。

これは単なる副収入を目的とするのではなく、ひとつの会社に所属するだけの働き方から抜け出し、一人の人材が複数の組織に属しながら自身のスキルを最大限に発揮する新しい働き方の提案です。

 

「自分の市場価値は自分で決めるものではなく、それを求める企業や自治体が決めるもの。誰しもが即戦力となり得る複業可能な人材です」

 

この言葉に、自身のスキルの活かし方について改めて考えさせられた参加者も多かったようです。

〇複業=金銭報酬・感情報酬・スキル報酬・キャリア報酬
複業は、単に収入源を増やすことだけが目的ではありません。大林氏は、複業には大きく分けて4つの報酬があると語ります。

金銭報酬を獲得して日本人の平均所得を向上させるという大義はもちろんのこと、「誰かの役に立ちたい」「承認され、自己肯定感を高めたい」といった「感情報酬」を求めて働く人も増えています。また、本業では得られない経験を積む「スキル報酬」や「キャリア報酬」も大きな魅力です。

最近では、本業を継続しながら複業を通じて独立・起業の準備をするケースも増えています。リスクを最小限に抑えつつ、自己実現へのステップを踏み出せる複業は、起業を目指す人にとって非常に有効な選択肢と言えます。

 

〇「正社員でなくても優秀な人材が一人いると会社は変わる。」
大林氏が起業に至る背景には、過去の原体験がありました。2013年、ベンチャー企業でのインターン時代に「想いがある人が熱量を持って働くと結果が出る」ということを実感し、その後、株式会社パソナでの業務経験を通じて、「正規雇用の社員でなくても、想いを持った優秀な人材が一人入るだけで会社は大きく変わる」という確信を得たそうです。

また、別の企業での経験から「事業作りは仲間集めだ」というビジネスの真髄を学びました。

 

「起業するときは、まず仲間集めに注力する。そして、経営トップが自ら一次情報を取りに行き、自らの言葉で発信し続けることが何よりも大切です」

 

このメッセージは、これから事業を立ち上げようとする参加者たちの心に強く響いていました。

〇起業を目指すあなたへ、ももスタからの学びのヒント
今回のイベントでは、参加者から「新たな社会の在り方や働き方の本質が知れた」といった前向きな声が多く聞かれました。

最後に大林さんより、参加者へのメッセージを頂きました。
「起業=リスクを背負ってすべてを捨てる」というこれまでの固定観念は変わりつつあります。本業という「安定」を保ちながら、複業という形で新たな「挑戦」を始める。プロボノ(スキルを活かした社会貢献活動)や地方自治体との協働プロジェクトなど、身近なところから少しずつ実績と自信を積み重ねていくことが、確かな起業への第一歩となります。

一歩を踏み出すことに躊躇している方は、まずは自身のキャリアの棚卸しを行い、「自分にできること」を求めている場所を探してみることから始めてみてはいかがでしょうか。

大林さん、森さん、とても気付きのあるお話をありがとうございました!