活動レポート詳細
2/21(土)岡山から描く、私らしいキャリアの作り方 ― 女性起業家が語る、働き方と挑戦のリアル ―
2/21(土)に『岡山から描く、私らしいキャリアの作り方 ― 女性起業家が語る、働き方と挑戦のリアル ―』が開催されました!今回のイベントでは、SHE株式会社 代表取締役CEO/CCOの福田恵里氏をお招きし、「起業」「キャリア」「コミュニティ」「地方での働き方」などをテーマに、福田さんご自身の経験をもとに、“自分らしいキャリア”の可能性について考える機会となりました。

【タイムスケジュール】
13:00-13:05|オープニング
13:05-13:10|登壇者紹介
13:10-14:00|トークセッション
14:00-14:40|質疑応答
14:40-14:45|クロージング
14:45-15:00|交流会
会の冒頭では、福田さんが起業に至るまでのキャリアについて。大学時代に事業を立ち上げた経験や、サンフランシスコへの留学をきっかけに「スタートアップ」という生き方に触れたことが、大きな転機となったそうです。その中で、「時間や場所に縛られず、自分らしく働く」という生き方の可能性を感じ、日本でもそのような選択肢を広げたいという想いから、SHE株式会社を創業されました。現在では、約600名のチームで、学ぶから働くまでを支援する女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」を運営し、累計20万人以上にキャリア支援を提供しています。福田さんはSHEの存在意義について、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を作る」と語られました。

日本におけるキャリアの現状として、出産を機にキャリアが分断されるケースや、自分の可能性に自信を持てない方が多いといった社会的な課題があります。その中でSHEでは、Webデザインやマーケティング、ライティングなど約60のコースを提供し、「好き」や「得意」に出会い、それらを掛け合わせることで新しいキャリアを築くことを支援しています。実際に、専業主婦から起業された方や、地方にいながら新しい働き方を実現された方など、さまざまな事例が生まれているとのことでした。福田さんは、SHEを単なるスキルスクールではなく、“自分を信じる力や自己効力感を学ぶ場所”であり、「生き方の学校」であると表現されました。特に印象的だったのは、“キャリアは最初から明確に決まっているものではなく、「試行錯誤の積み重ね」によって形作られる”という言葉です。会場では、大きくうなずきながら聞く参加者の姿も多く見られました。

また、SHEの最大の特徴は、「球体型」と表現されるコミュニティ設計です。一般的な「ピラミッド型」の上下関係ではなく、“中心にビジョンがあり、それに共感する人が集まる構造”を意識しているとお話しされました。年間600本以上のイベントが受講生自身によって企画され、月2〜3万件のコミュニケーションが生まれています。福田さんは、コミュニティの鍵として、“自己効力感”(自分にもできるという感覚)と“自己貢献感”(誰かの役に立てているという感覚)の重要性を強調されました。岡山でも累計108名の「シーメイト(SHElikesの受講生)」が活動しており、地方での新しいキャリア創出が進んでいます。
続いては地方からキャリアをつくるという視点からのお話に。福田さんは、“地方なんて、ではなく「地方だからできる」”という視点の重要性について語られました。地方にはまだ見えていない可能性が多くあり、視点を変え、行動することで新しい機会を創ることができるといいます。現在SHEでは、福岡・札幌・仙台など全国各地で拠点を展開し、地方から新しいキャリアの選択肢を広げる取り組みを進めています。また、「どれだけ多くの“点”を打つかが重要であり、その点がやがて線になる」という言葉からは、小さな行動の積み重ねの大切さを学ぶことができました。福田さんご自身も、学生時代は大学のある大阪から夜行バスに乗って東京の女性起業家に会いに行っていたとお話しされました。

質疑応答では、コミュニティづくりや起業についてなど、多くの質問が寄せられました。「会社のビジョンをどう作るか」という質問に対して福田さんは、「事業は変わっても、“信念”は変わらない。ビジョンがすべての中心にある」と語られ、事業の軸となる考え方の重要性を強調されました。また、「人生で一番良かったのは起業したこと」という言葉からは、自分の人生を自ら選択していくことの価値が伝わってきました。

参加者からは、「自分にもできるかもしれない」「キャリアの選択肢が広がった」といった声も聞かれ、会場全体の“エフィカシー(自己効力感)”が高まる時間となりました。参加者の皆さんにとって、自分自身の可能性を見つめ直すきっかけとなるイベントとなったのではないでしょうか。
最後はみんなで、“ももスタポーズ”!
福田さん、そしてご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!
