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イベント情報

ももたろう・スタートアップカフェ/1周年記念イベント開催


ももたろう・スタートアップカフェ/1周年記念イベント“STARTUP KINGDOM ♯12 in ももスタ”『スタートアップを最高に感じる夏』が開催されました。

ACALL(株)代表 長沼 斉寿 氏より、創業前から、創業後から現在に至るまでのエピソードをお話いただきました。ビジョン、ミッション、バリューを軸に、何をするか?よりも『誰と一緒に仕事するか?』起業する上で仲間集めが大切。会社は一人だけの力でなく、様々な専門の得意な人の力を借りてチームを作りとなるので優秀な人たちを仲間に迎えるためには、起業家自身の熱意とビジョンに尽きるそうです。

長沼さん自身、採用に苦労したそうで、採用面接の際には「あなたのビジョンも教えてほしい!」と尋ねるそうです。会社のビジョンに惹かれて入社したい!ではなく、会社のビジョンが自分のためものとして落とし込まれているか?自分のビジョンと会社のビジョンを推し量りあい、お互いのビジョンがマッチしていると、仕事の上で相乗効果が生まれ、お互い仕事で幸せになる。そこを大切にしているし、相手依存にならないためにもお互いのビジョンを確認していくとのこと。

地方会社が大きくなるのに必要なものは、「熱量」と「常識に囚われないこと!」東京にいるとスタートアップの人達ばかりでスタートアップの常識にはまってしまうこともある。自由に考えることができる地方は独自性やユニーク性を生み出しやすい。ACALLは海外や世界を目指しているので場所にはこだわりはない、GOODはGREATの最大の敵、まあまあで良いかではなく、とても良い!を目指すには地方はよい環境だと考えています。とお話されていました。

会場の参加者から「東京で起業する選択肢もある中で、神戸で起業した必然性など何かありますか? 」「人数が多くなれば意見に丸みを帯びてきたりしがちなのですが、リーダーとしての意思決定はどのようにされていますか?」など様々な質問が飛び交いました。

セッション2ではオプティマベンチャーズの宮川 博之氏、サムライインキュベートの平田 拓己氏の対談形式で行われました。「地方×VC」 をテーマに、地方と東京の投資環境の差、地方に足りないもの、地方にしかないもの、地方のスタートアップエコシステム成長に必要なことなどをテーマに参加者からの質疑応答も交えてお話いただきました。

地方のスタートアップエコシステム成長に必要なこととして、
サムライインキュベートの平田 拓己氏より、「人を巻き込んでいく、起業家にとってもVCとの接触の接触をしやすくするというハードルを低くするが大切なのでは?エリアによる利害関係がない人が旗をふり。一番巻き込み力が強い人が旗を振っていく。」エリアによってお互いを気にしてコミュニティを閉じてしまうと、小さいコミュニティで終わってしまう可能性もあるので、スタートアップが生まれていくために、生まれた後どうしたいのと考えながら最適解を考えていくことが大切なのでは?

宮川 博之氏より、地方で起業していても、東京やるほうが向いてることもある。ファミリービジネス、スモールビジネスなどもうまく絡めながらどうやって事業を大きくするか?と考えたときにスタートアップ的な支援が必要と考えた際に、そこの事業に必要なものを繋いでいくことが大切。

VC相互同士の連携がとれて、垣根を越えて支援できたらスムーズに進んでいくのではないか?という意見もありました。
分からないことがあればVCの方に直接質問したり、ツイッター上にVCさんがいる場合もあるので創業前の方も気軽に連絡してもらえたらとお話されていました。

その後、4名の事業ピッチが行われました。


【イベント概要】
開催場所
ももたろう・ スタートアップカフェ (イコットニコット 2F)
開催日時
2020年08月01日 (土) 13:00~16:00
ももたろう・スタートアップカフェ/1周年記念イベント

主催:おかやま・スタートアップ支援拠点運営委員会
特別協力:STARTUP KINGDOM

◆SPECIAL GUESTスペシャルゲスト

ACALL(株)代表 長沼 斉寿 氏
ACALLは「Life in Work and Work in Life forHappiness」をビジョンに掲げ、様々なワークス
ペース、ハードウェア、ソフトウェアを統合するワークスペース管理システム「WorkstyleOS」を開発されている会社です。今後さらなる事業基盤の強化が期待される注目企業です。

宮川 博之氏
オプティマ・ベンチャーズ株式会社
optima ventures

平田 拓己氏
株式会社サムライインキュベート
Capitalist Investment Group